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【最終回】FIAT500を作ろう!~その13ヽ(`Д´)ノ [クマの工作(FIAT500)]

FIAT500を作ろう!~その13ヽ(`Д´)ノ

今日でいよいよ最終回です!(・◇・)



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これからテールランプを付けるのですが
テールランプを付ける場所がボディ色のままになっています。

比較的面積の広い部分に透明部品を付けると
ボディの色が透けて透明部品の色が変な色に見えてしまいます( ・ д・)

元々実車のランプ類の中(ハウジング)は
リフレクターで光を前方向により明るく見せるため
メッキ仕上げのような処理が施されています。

そこでこのモデルにはテールランプ取り付け位置に
ミラーシールを貼ってボディ色を遮断し且つ、リフレクターの代わりにします(`ー´)


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画像はハセガワから発売されている『ミラーフィニッシュ』
数ミクロンの薄さ。しかもよく伸びるので曲面にも貼れます
今回はこれをテールランプ取り付け部分に貼りますヽ(`Д´)ノ


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2ミリ×8ミリに切り出したミラーフィニッシュを張りました。
一言で書けば簡単ですが、斜めに貼り付いたりシワがよったりで
結構時間がかかってしまいました(;´Д`)


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実車のテールランプやウィンカー類には
取り付け部分に金属の枠などがあります。

このキットのテールランプ類にもそれら枠が
モールド(彫刻)で表現されています。

ここではその塗装を行います
塗装する部分は0.5ミリもない部分。。。( ・ д・)

さすがにこれだけ小さな部品にマスキングして
エアブラシで吹くことは出来ません。
なのでエナメル塗料の筆塗りで行きます!ヽ(#`Д´)ノ

レンズに当たる部分に塗料が付いたら
元も子もないので慎重に行います。


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何とか無事終了しました(・◇・)
このような小さな部分に塗装するには
筆に塗料を付けすぎないことです。

そして一度いらない紙に筆を置き
余計な塗料を落とした後、塗装する部分に
筆を擦るようにすると上手くいきます。

このやり方では一度に塗料が乗らず
同じ場所を何度も筆で擦らなければなりませんが
塗料が『ドバッ』と付くことがなく、時間はかかっても
失敗のリスクは低くなります(`ー´)


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デカール(シール)を貼りますヽ(`Д´)ノ
このキットではデカールは凄く少ないです。
ここではフロントエンブレムとリアのナンバープレートだけ( ・ д・)

ナンバープレートは日本ではなくイタリアのナンバーにしました。
フィアット本社のあるTORINOなので『TORI』(`ー´)


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デカールを貼り終えました。
これでボディに取り付けるパーツ全てが揃いました
これからボディパーツを取り付けるのですがその前に。。。( ・ д・)


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細かいパーツを取り付ける前に
ボディにワックスをかけます(・◇・)

細かいパーツを取り付けてからだと
布が当たってパーツが取れたりしますからね。
これでピッカピカにします(`ー´)

ワックスがけ以降は指紋が付かないように
殆ど白手袋して作業してます。


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これがボディに取り付けるパーツ一式
小さいウィンカーは何処かへ飛ばさないようにしないと。。。( ・ д・)

それとワイパーなど、比較的細いパーツも
無理に力を入れて折らないように気を付けながら取り付けます。

一番後ろに写っている黒い四角い物は
天井に乗るキャンバストップです(・◇・)


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完成しました~ヽ(´▽`)ノ

やっぱりFIAT500はちっちゃくてカワイイです(・◇・)

ちょっと納得のいかない部分や
手を抜いてしまった部分も多々ありますが
とりあえず見られるくらいのレベルで完成です(`ー´)

長期に渡りご覧頂きました皆様、ありがとうございました。

クマもお疲れさま(・◇・)

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クマが紹介するこのシリーズ
次回の作品はスバル360です(`ー´)

それでは!\(`O´) /

FIAT500を作ろう~その12ヽ(`Д´)ノ [クマの工作(FIAT500)]

FIAT500を作ろう~その12ヽ(`Д´)ノ

本日から外装系パーツに着手です!


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以前メッキを落としたパーツにメッキ調の塗装をします。
サーフェイサーを吹いたパーツにいきなり
メッキ調の塗料を吹いても大丈夫ですが、
より発色をよくするために艶ありの黒を塗装します(`ー´)

メッキ調塗料はこのFIATのホイールカバーでも使った
クレオスのメッキシルバー(MS07)を使用しエアブラシで吹き付けますヽ(`Д´)ノ


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塗装が終わった各パーツ達(・◇・)

ワイパーについてはこの後、ゴム(ブレード)部分を艶のない黒で塗装します。
バックミラーの鏡の部分はミラーシートを貼って鏡部分を表現します(`ー´)


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マスキングされているパーツはガラスです。
前後は淵のゴム部分がモールド(彫刻)されているので
艶消しの黒を塗装、左右のドア部分はメッキ調で
リアシート横にあたる部分は前後同様艶消しの黒で塗装しますヽ(`Д´)ノ

このマスキングだけで1時間半もかかってしまった!ヽ(#`Д´)ノ


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マスキングした窓ガラスを塗装しました。
まずゴム部分に当たる部分をフラットブラックで塗装。
乾燥したら黒い部分をマスキングして、金属に当たる部分を
クレオスのメッキシルバーで塗装しましたヽ(*`Д´)ノ

とにかく細い部分で且つ、透明(ガラス)になる部分に
塗料が付くと非常に厄介なので、マスキングを剥がす時は
失敗か成功かで結構ドキドキものなのです(*>д<)

でも何とか上手く出来てました(・◇・)


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リアエンジンフードに『FIAT 500』のエンブレムを貼ります。
このエンブレム、薄い金属製なんです。

模型の世界では『インレットマーク』といいます。
かなりリアリティがあるのですが、凄く薄くて小さいので
折れたり、千切れたりもあり、貼るときかなり神経を使います(;´Д`)

右の画像が貼り終わったエンブレム
小さくても結構目立つんですよ(`ー´)

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塗装したウィンドとリアエンジンフードを取り付けます
フロント・リアウィンドはボディ外から取り付けるようになっていますが
サイドウィンドはボディの中から取り付けるようになっています( ・ д・)

なのでサイドウィンドはボディをシャーシに載せる前に
取り付けておかなければなりません。

リアエンジンフードもフードについているヒンジを挟み込む部分が
シャーシ側にあるので先にボディに取り付けておきます。

ただ、リアエンジンフードは完成後も開くことが出来るので
ボディに接着するわけにはいきません。
なのでセロテープなどでボディに仮止めしておきます(`ー´)

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全てのウィンドとリアエンジンフードを取り付け
シャーシにボディを載せた画像ヽ(*`Д´)ノ

やっとクルマっぽくなりました。
掌にちょこんと乗ってしまうくらい小さくてかわいいクルマです(・◇・)

タイヤの部分を見て頂くと前後ともタイヤ上部と
フェンダーの隙間が結構あります( ・ д・)

実車ではもう少し狭いのですが、この車両の場合
模型的にはこれ位隙間が開いていた方が“らしくて”いいと思います。


d_blog_fiat_091_01.JPGボディが乗ったので残りの外装パーツを
取り付けていくのですがテールランプや
ウィンカーの塗装がまだでした(;´Д`)

画像はテールランプ。
とりあえずタミヤのアクリルカラークリアーレッドを吹きました。

アクリルカラーは乾燥が遅いので
残るウィンカーのオレンジは後日となりました( ・ д・)

いよいよ次回FIAT500は最終回です!ヽ(#`Д´)ノ


それではまた!\(`O´) /

FIAT500を作ろう~その11ヽ(`Д´)ノ [クマの工作(FIAT500)]

FIAT500を作ろう~その11ヽ(`Д´)ノ

今回から内装を作っていきます(`ー´)


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写っているのはフロントシートとリアシート。
まずはフロントシートの塗装と組み立てですヽ(*`Д´)ノ

画像はサフを吹いた状態。
これに色を乗せていきます。
今回は内装色をニュートラルグレーを基調にします(・◇・)


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実はニュートラルグレーを塗装した時点で
写真を撮るはずだったのですが撮り忘れて
マスキングをしてしまいました。。。( ・ д・)

なのでいきなり次の塗装に移りますヽ(#`Д´)ノ

今回はマスキングしていない部分に
フィニッシャーズのアイボリーホワイトを塗装します。

基調となるニュートラルグレーは艶消しですが
アイボリーホワイトは艶有りをあえて塗装。
これはちょっと安っぽいビニール地のような
演出をしたかったのでこの塗装にしています(`ー´)

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アイボリーホワイトを塗装し、マスキングは剥がした図
安っぽくて良いですヽ(*`Д´)ノ

FIAT500のシートにはステッチが存在するので
この後ステッチ部分を艶消しの赤で塗装します。

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シートにあるステッチを赤く塗装しました。
塗装はタミヤのエナメル塗料、フラットレッドを使い筆塗りです。
塗装にちょっと変なところもあるので撮影後修正要。。。( ・ д・)

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シャーシ室内部分に今回のシートと以前作った
フロアコンソールを取り付けます。
接着には塗装を侵さないゴム系接着剤を使用します。

取り付ける順序は特に設計図に記載されていませんが
左右のシートを取り付けてからフロアコンソールを取り付けるのでは
シートに挟まれてやりにくいのでフロアコンソールから取り付けます(`ー´)

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左右シートとフロアコンソールを取り付けました。
だんだんクルマらしくなってきますね(・◇・)

残りの内装パーツを仕上げて行きたいところなのですが
ここで手順ミス。。。( ・ д・)

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ボディ塗装の時、同じ色になるパーツを
一緒に塗装して、内装色を塗装する際
黄色い部分をマスキングすればよいと考えていました。

しかしこの黄色の部分にマスキングをする際
かなり困難であることがこの段階で判明(;つД`)

何が困難かと言うと黄色の部分は内装色を
塗装する面より一段高い位置に存在します。

段差自体1ミリもないのですが、この段差部分も
黄色として残す必要があります。

しかし1ミリもない部分にマスキングはきついです。
貼れないことはないのですが、如何せんマスキングの
粘着部分とマスキングされる側の面積が小さすぎて
完全に密着しない可能性があります( ・ д・)

マスキングの密着状態が不完全な状態で塗装をすると
塗料が隙間から入って黄色い部分に染込む可能性が大なのです。
まして、ドア内側4つの角は曲面となるので尚の事ヽ(#`Д´)ノ

マスキングは立体面に対し貼るより平面に貼った方が
より密着し失敗しにくいことから、このFIATの場合
平面側となる内装色を塗装した後、そこをマスキング
あらためて黄色を塗装することにしますヽ(`Д´)ノ

これは私のパーツに対する観察不足です(;´Д`)

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前述した通り、内装色を塗装しました。
クマが持っている方は内装色をマスキングしたものです(`ー´)

この後、黄色となる部分に一度サーフェイサー(以下サフ)を吹きます。
グレーの上に黄色を吹いても発色が悪くなるので
サフを吹いてから黄色を塗装した方が無難です(・o・) /


塗装が乾く間にダッシュボード関係を仕上げていきます。
クマが持っているのはダッシュボード本体とスピードメーター。

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スピードメーターは非常にシンプル
まるで一昔前の原チャリみたい(・◇・)

メーターの周りにはリングがあるのでシルバーに塗装します。
その後、キットのメーターデカール(シール)を貼り
水分が抜け切ったらメーター部分にクリアー塗料を乗せガラスを表現します。

ダッシュボード本体には色々とスイッチ類があるので
筆塗りでシルバーや黒で塗装します(`ー´)

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ダッシュボード本体とメーターの作業が終了
以前仕上げておいたパーツを含め
ダッシュボード本体に取り付けていきます(・◇・)

本当ならもう少しダッシュボードに手を
加えたかったのですが、今回はオミットしちゃいました( ・ д・)

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塗装が終了したドア内張りとリアシート
それに組み立てが終わったダッシュボードです(`ー´)

ドア内張りは黄色を塗装後、各ノブ類を塗装しています。
インスト(設計図)ではウィンドハンドルや取っ手類は
クロームシルバー(艶のあるシルバー)で塗装の指示がありますが
実車は艶がないアルミのような色なのでフラットアルミで塗装しています。
これらを組み付ければ内装は終了ヽ(#`Д´)ノ

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内装の組み立てが終了しました。
これでシャーシに係わる全ての工程が終了(・◇・)
(たぶん・・・)


次回は外装系パーツに着手します!ヽ(`Д´)ノ

それでは!\(`O´) /

FIAT500を作ろう~その10ヽ(`Д´)ノ [クマの工作(FIAT500)]

FIAT500を作ろう~その10ヽ(`Д´)ノ



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設計図②のエアクリーナーホース(※)と
マフラーの取り付けです(・◇・)
※FIAT500は強制空冷なので
  エアクリーナーホースと言う表現が適切か不明
画像に写っているパーツは未塗装なので
塗装も併せて行いますヽ(*`Д´)ノ


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マフラーを塗装する前にちょっとディティールアップ。
マフラー出口に穴が開いていないので開けます(`ー´)
穴の直径は0.75ミリにします。
でもいきなり0.75ミリのドリルを使うと失敗するので
0.3ミリから徐々に直径を大きくして失敗のリスクを低くします(・o・) /


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穴を開けたマフラー。
ちょっとしたことだけどだいぶ雰囲気が変わります(・◇・)


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プラグコードを取り付けましたヽ(*`Д´)ノ
それとスロットルリンケージを作ったのにスロットルワイヤーが
無いのも変なのでスロットルワイヤーも作成し取り付けています(`ー´)

エンジンの下に写っているのは六角ボルト。
キットではエンジンカバーのボルトが省略されているので
この六角ボルトを使用して再現しますヽ(#`Д´)ノ
メーカーはアドラーズネスト製。

サイズはボルトヘッドが0.5ミリ、軸の部分が0.3ミリです。
ボルトは全部で6箇所。

と~ってもちいさいのでピンセットを使用して取り付けます。
ちなみにピンセットの先から弾け飛んで
行方不明になったボルトの数は8本・・・(;つД`)
1個40円の計算だから
320円分が部屋のあちこちに散らばっています(`ー´)


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エンジンの画像。
A:前述した六角ボルトです。
B:プラグコードは0.3ミリのテグスでまとめてあります。
C:スロットルワイヤーとワイヤーを固定する部分
  外径0.45ミリの皮膜を剥いでワイヤーを出した後
  ワイヤーから先を固定部の穴に通し
  スロットルリンケージに取り付けます。


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その他のホース類をエンジンに取り付け
塗装が終わった各パーツをエンジンに取り付けます。


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各パーツをエンジン本体に取り付けました
これでエンジンは終了です(・◇・)


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設計図③部分の組み立てです。
いよいよシャーシにエンジンを取り付けますヽ(#`Д´)ノ
プラグコードやその他のワイヤー類をシャーシに引っ掛けて壊さないよう
気を付けて取り付けます( ・ д・)


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エンジン取り付け完了(・◇・)


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右下に写っているのがバルクヘッド。

そしてクマの下に写っているクリップに挟んである白いものが
今回追加作成したイグニッションコイルです。

1.5ミリのプラ棒を使って作成しました(`ー´)


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作ったイグニッションコイルを青く塗り、ボディに固定する
ステーを0.5ミリ厚のプラ板で作成しています。

イグニッションコイルに0.4ミリの穴を開けてバッテリーと
イグニッションに向け伸びる配線を取り付けています(・◇・)

配線に使用したコードはモデルガレージヒロ製の0.38ミリのコードを使用。

この画像では赤と黄色のコードですがボディが黄色なので
メリハリを出せるよう後で青いコードに変更しましたヽ(#`Д´)ノ


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イグニッションコイルを取り付けました
ステートボディに0.4ミリの穴を開けて
六角ボルトを差込固定してあります(`ー´)

また、ディストリビューターとコイルを結ぶ
コードについてもこの段階で接続しました。


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画像では詳細な説明が出来ませんが
取り付けたコイルとエンジンから伸びている配線を
整理し、リアバルクヘッドを取り付けますヽ(`Д´)ノ

配線はエンジンルームからフロントに向けて伸びているので
リアバルクヘッドに穴を開け各コードを差込み、
リアバルクヘッドの裏で処理をしているだけです( ・ д・)
(リアバルクヘッドの裏はリアシートで隠れるので大丈夫)

ただ穴に差し込むだけだとコードが撓んだりして
自然な感じにならないので、0.2ミリのテグスを
タイラップのような感じで使用し、まとめてはあります(`ー´)


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上記で設計図の①~③が終了したことになるので
今度は④のリアサスペンションの取り付けに移ります。

リアサスペンションを構成するパーツは
既に組立ててあるのでシャーシに取り付けるだけです(・◇・)


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リアサスペンションを取り付けた図。
これでシャーシはほぼ終了しました(`ー´)

このFIAT500の製作で一番時間がかかる部分が終わったので
この後はサクサク進むと思います。



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洗濯バサミにくっついているのはホイールキャップです(`ー´)
キットそのものは元々メッキなんですけどちょっとキラキラし過ぎでした。

私の勝手なイメージですが、このFIAT500には
もう少し安っぽい方が似合うと思いメッキを落とした別けです。

さてそのホイールキャップの塗装ですが
メッキを落としたので再度メッキ塗装をしますヽ(`Д´)ノ

使用する塗料はクレオスの“メッキシルバーMS07”
この塗料、既に店頭では手に入りません。

何故かと言うと原材料が既に無いそうです( ・ д・)
なのでかなり貴重な塗料。。。
(ガンダムマーカーのメッキシルバーも同様)

メッキシルバーを塗装する前にブラックを塗装します。
これは発色をよくするためで、メッキシルバーでは必須ですヽ(*`Д´)ノ

メッキシルバーは塗膜が薄く若干下地が透けます( ・ д・)
ホワイトの下地にメッキシルバーを塗ると
シルバーなのかホワイトなのか良く判らない状態になります(;´Д`)

ブラックを下地にすることでシルバーが引き立つと言った具合です
普通のシルバーであれば特に問題はありません。

クマの下、丁度タイヤの横にあるのはホイール本体です。
これはサーフェイサーを吹いた状態
この後フィニッシャーズのシールズシルバーを塗装します。


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ホイール本体とホイールキャップを塗装しました(・◇・)
これから設計図の⑥の組み立てです。

タイヤをホイールにはめて、キャップを取り付けるだけなので
特に説明はないです。
って言うか出来ないです。。。( ・ д・)

ただホイールにタイヤをはめる際
ちょっときついのでホイールのリムを傷めたり
せっかくの塗装を剥がさないように取り付けます。


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タイヤを取り付けました
このままでも何となくカワイイ。。。(・◇・)
あ、このキット良く出来ていまして、ステアリングを切ると
実車同様フロントタイヤが斜めに傾くんですよ(゚Д゚)

次週はいよいよ内装に移ります!ヽ(#`Д´)ノ

それでは!\(`O´) /

FIAT500を作ろう~その9ヽ(`Д´)ノ [クマの工作(FIAT500)]

FIAT500を作ろう~その9ヽ(`Д´)ノ


社内ブログで連載していたこのシリース。
実は先週で最終回を向かえ無事完成して
今週から新連載に突入しています

こちらのブログでも社内ブログ2回~3回を
1回として掲載して行きたいと思います。



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今回は設計図の⑤にあたる
『フロントサスペンションのくみたて』

それ程の工程ではないのですが
車輪が付く部分且つ可動するところなので
完成時以外と加重がかかる部分になります( ・ д・)

そう言った部分はなるべく早いうちに
組み立てて接着部を十分乾燥させておく必要がありますヽ(#`Д´)ノ

設計図の⑤の左に記載されているフロントアクスルと
アップライト(L)・(R)の組立てはやはり加重がかかる部品なので
既に組立ててあります。(FIAT500を作ろう~その8で組立て)



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赤と黒で塗り分けられているサスペンション部品を
一番最初にシャーシに取り付けます(`ー´)

ここにフロントアクスル部分が付き
タイヤ(ステアリング)が左右に動くことになります。

次に左右アップライト(A)に左右ステアリングを連動させる
タイロッド(B)を取り付けます。

この左右アップライト(A)は最初に取り付けたフロントサスペンションと
フロントアクスル(C)に挟み込まれる形になるのでA⇒C⇒Bの順で
取り付けてもいいのですが、Bを取り付ける際取り付けずらいのと、
ちょっとの加重でBが折れてしまうこともあるので画像のように
AとBを先に組み立てておくと破損と言うリスクが少ないです(・o・) /



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フロントアクスル部分を全てシャーシに組込みましたヽ(*`Д´)ノ
左右のステアリングは勿論可動しますが、
接着剤が乾燥するまであまり触らない方が無難です。
なので乾燥している間に別の部分の作製に移ります(・◇・)

加重のかかるリアアクスルを優先的に作製することになるのですが
リアアクスルセクションをシャーシに組み付けるためには工程上、
エンジンを組み上げないといけませんのでエンジンを完成させようと思いますヽ(#`Д´)ノ


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以前ブラックで塗装する各パーツは塗装しましたが
まだシルバー系の塗装が済んでいなかったので
まずエンジン部品でシルバー系の塗装をしましたヽ(*`Д´)ノ



d_blog_fiat_042_01.JPGシルバー系の塗装が済んだところで
今回は設計図で①を組んでいきます(`ー´)
(設計図がハレーションを起こして見にくい・・・)



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シルバー系の塗装が済んだパーツに塗り分けが必要な部分があります。
この段階ではまだ塗り分けが済んでいないので先に塗装しておきますヽ(`Д´)ノ


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塗り分けにはエナメル系塗料を使用しました(`ー´)
ここで塗り分けをする箇所は以下の通り

1.エンジンとオルタネータ(※1)を結ぶベルトをフラットブラック
2.オルタネータ側のプーリー及び、フューエルポンプ左側にある
  プーリーガードをセミグロスブラック
3.ディストリビューター(※2)のキャップ部分をフラットブラウン


  ※1オルタネータ
    エンジンによって駆動された機械エネルギーを
電気エネルギーに変換し、各電装系へ供給する。
通常の走行時はバッテリーを充電する役割を担う   
エンジンからオルタネータへの伝達は主にベルトを介して伝達する。

※2ディストリビューター
各プラグへ電力を分配する装置。


d_blog_fiat_045_01.JPG
塗り分けた塗装が完全に乾いたらいよいよ組み立てです
ゴム系接着剤を使って各パーツをインスト通りに組んでいきます(・◇・)

以前にも記載しましたがプラモデル用(ラッカー系)の接着剤は
塗料を溶かしてしまう性質があり、少しでも塗装面にはみ出ると
はみ出した部分のペーパーかけ及び、塗装をしなければなりません( ・ д・)

ゴム系の接着剤は塗料を侵すことがないので
塗装したパーツを接着する時はゴム系の接着剤を使うといいですヽ(*`Д´)ノ


d_blog_fiat_046_01.JPG
組み終わりました。
実車も小さいのでキットのエンジンもかなり小さいですヽ(`Д´)ノ



d_blog_fiat_047_1.JPG
今回は設計図②の左側の途中まで。。。
少し追加工作をするのでこれ位しか進みませんヽ(*`Д´)ノ


d_blog_fiat_048_1.JPG
とりあえずギヤボックスを組み立てて塗装をしました。
設計図では『フラットアルミ』と言う色で塗装の指示がありますが
メリハリを付けるためあえて色を変えています(`ー´)

調合はフィニッシャーズのライトガンメタルを基調とし
クレオスの焼鉄色とブラウンをブレンド。

このパーツは更に塗り分けが必要なのでエナメル塗料で
インストに従い塗装しますヽ(`Д´)ノ


d_blog_fiat_049_1.JPG
上記塗り分けのパーツが乾燥するまで追加工作をします。
クマが手に持っているのがそのパーツ(・◇・)
(見えないかな・・・)

スロットルワイヤーとキャブをつなげる
リンケージ(名前違うかな?)です。
0.3ミリのプラ板でそれっぽく作ってあります。
塗装はフラットアルミで塗装してあります(`ー´)


d_blog_fiat_050_1.JPG
エンジン本体にキャブを取り付け、作製した
スロットルリンケージを組んでみましたヽ(*`Д´)ノ

その1で作成したリンケージの軸となる部分に0.3ミリの穴を。
キャブとリンケージを接続するバーを取り付ける部分に
0.5ミリの穴を開けてそれぞれを取り付けています。


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塗り分けを行ったギヤボックス
あまり面白みがないけどこう言うものなのでしょうがない・・・( ・ д・)

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今回最後の画像。
クマが持っているのはプラグコードです。
先の赤い部分はプラグキャップ(`ー´)

このプラグキャップは0.8ミリのプラ棒で作成しました。
エンジンやデスビに取り付ける側に0.3ミリの穴。
コード側に0.5ミリの穴を開けて差し込めるようにしていますヽ(#`Д´)ノ

来週はこれらコードや他のパイピングを行い
エンジンは完成させて出来ればシャーシに
載せたいと思っています(・◇・)


それではまた!\(`O´) /

FIAT500を作ろう~その8!ヽ(`Д´)ノ [クマの工作(FIAT500)]

FIAT500を作ろう~その8!ヽ(`Д´)ノ


今回は塗装したパーツの組み立て!ヽ(*`Д´)ノ


全て塗装して一気に組立てるのも良いのですが
接着面が乾かないと他のパーツが組めないこともあるので
組めるパーツは予め組み立ててしまいます(`ー´)

特に足回り(タイヤを取り付ける部品など)は
ある程度強度が必要なので早い時期に組み立て
接着面を完全に乾燥させておきますヽ(`Д´)ノ

d_blog_fiat_026_1.JPG
画像は前回セミグロスブラックで塗装したパーツ
実はひとつ塗り分けが必要なパーツがありました( ・ д・)

画像にある『A』がそれ
シフトブーツはシフトノブの金属部分より
艶が無いのでつや消し黒で塗ってあげます(`ー´)

d_blog_fiat_027_1.JPG
この画像でクマが持っている塗料は
タミヤのフラットブラック。
これを筆でちょこちょこっと塗ってあげます(`ー´)


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黄色く塗ったシャーシにも取り付けるパーツがあるので用意しました
これで今回の組み立て準備が出来ました(・◇・)

いよいよ接着をします(`ー´)

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クマが持っているのは今回使う接着剤
ホームセンターで売っているボンドGクリアー(・◇・)

タミヤなどでは模型用の接着剤が発売されていますが
これはゴム系の接着剤です。

なぜ模型用接着剤を使わないかと言うと
今回のパーツは接着剤がはみ出そうな位接着面が少ないからです。


模型用接着剤には筆を洗ったりする成分と同じ
有機溶剤が多く含まれているため塗装面に付着すると
塗装を溶かし、剥がれてしまうのです。
そうなるとまた塗りなおし・・・ヽ(#`Д´)ノ

塗装面にはみ出ることなく上手く接着出来れば
強度的には一番良いのですが二度手間を防ぐため
ゴム系でしかもクリアーの接着剤を使用します。。。( ・ д・)

ちなみに模型用接着剤の成分にはアセトンが含まれていますが
これも溶かす成分が含まれます。
それと乾燥が速いので接着剤の乾燥促進の役割も担っています。

マニキュアの除光液にもアセトンが含まれていますが
爪の変色や劣化の可能性があるので除光液はなるべく
ノンアセトンの除光液が良いでしょう。
(但しアセトンが含まれている除光液より落ちは悪いですが・・・)


さてFIATに戻って次の画像
d_blog_fiat_030_1.JPG

今回組立てたパーツ類は以下の通り(・◇・)

・シャーシへサスペンションを取り付け
・フロントアクセル部分
・リアサスペンションアーム部分
・車内フロアのセンターへのパーツに
 シフト・サイドブレーキ・スイッチ類の取り付け


たったこれだけですヽ(*`Д´)ノ
でも少しずつ形になるって何となく嬉しい!(`ー´)

取りあえず一区切りのビール!\(`O´) /
d_blog_fiat_031.jpg


次はボディの研き出し!
画像は普段よりちょっと暗い感じで撮影しています。( ・ д・)

黄色と言う色はボディへの映り込みが判りづらいので
普段の撮影よりライティングの位置や照明をやや暗くして撮影しています(`ー´)

さて研き出しとは何か?
ボディに色を塗っただけでも完成品として綺麗に仕上げることも出来ます。
でも塗装だけでは輝きがいまいちない・・・( ・ д・)

なので実車のように、塗装面に透明な塗料(クリアー)を塗り
表面を平らにすることで、より綺麗に見せる手段なのです(・◇・)

研き出しの手順としてはクリアーを吹き乾燥後、
塗装面をサンドペーパーで平らにしてあげます。

クリアー塗装後、見た目は平らに見える場合もありますが
結構凸凹しているものです。

サンドペーパーで研くと言う事は塗装面に傷を付けると言うこで
そのままでは当然綺麗にはなりません。

サンドペーパーで塗装面を平らにした後はコンパウンドで研き
ボディ面を更に平らにして最終的には鏡面仕上げをしてあげますヽ(#`Д´)ノ


d_blog_fiat_035_1.JPG
黄色く塗装したボディにウレタンクリアーを吹きました(`ー´)
ボディが一部白く光っていますがクリアーを
吹いたことによって光っています。

撮影では研き出し前後の比較が出来るよう、
ロードコーンを置いてみました。
この時点ではボディに影のようにしか映っていません( ・ д・)

d_blog_fiat_036_1.JPG
ボディの白くなっているのが、サンディングして
削れたクリアーの粉です。

普段はサンディング中、粉を落としながら作業をしますが
撮影用として残してあります。

サンドペーパーでボディ表面をサンディングしていきますが
サンドペーパーの番手を低く(荒い目)しすぎると
ボディ色まで削ってしまうので番手は1000番から使い
だんだんと番手を上げて行きます。

番手を上げていくと言うことはボディに付く傷が
だんだん細かくなっていくと言うことです。

細かくなればなるほど、表面上は“平らに見える”と言うことです。

私の場合は1500⇒2000⇒4000番
の順でサンディングしています。


d_blog_fiat_037_1.JPG
コンパウンドで研くシーンを撮影しなかったのですが
サンディング後、コンパウンドで研いたボディです。

やはり黄色ではよく判りませんが、ロードコーンの
縞々がボディに映りこんでいるのがわかるでしょうか?(・◇・)

実物で見るとクマの顔やロードコーンの文字まで
綺麗に映り込んでいますヽ(*`Д´)ノ


この撮影に出てこなかったコンパウンド。。。
サンディング後の最終仕上げで使用します。

コンパウンドも削ると言う面では
サンドペーパーと用途は一緒です。

歯磨き粉のように半煉り状態の中に
細かい粒子が含まれています。
その粒子の細かさはサンドペーパの目の比ではありませんヽ(#`Д´)ノ

このコンパウンドにも番手のように種類があり、
一般的には『粗目』、『細目』、『仕上げ』の
3種類が多く使われています。

使う順序も『粗目』から使用し最後は『仕上げ』の順。

サンディングに引き続き私の場合、
コンパウンドは以下のような順序です。
()内はメーカー

『粗目(タミヤ)』⇒『細目(タミヤ)』⇒『トップコンパウンド2000(モデラーズ)』
⇒『仕上げ(タミヤ)』⇒『コンパウンドミクロ(フィニッシャーズ)』

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このコンパウンドで丁寧に研いていくと
ボディ表面がピカピカになるという具合です(`ー´)

ではまた!\(`O´) /

FIAT500を作ろう~その7ヽ(`Д´)ノ [クマの工作(FIAT500)]

FIAT500を作ろう~その7ヽ(`Д´)ノ


やってきました火曜クマ企画!(`ー´)


前回は塗装前のちょっとしたディテールアップでしたが
今回はその続きから(`ー´)

d_blog_fiat_020_1.JPG
画像は内装パーツであるハンドルの軸とシフトレバー。

ちょっと判りにくいですが、ハンドル軸から出る
2本のウィンカーレバーやシフトレバーのバー部分が
キットのままではちょっと太いので変更しますヽ(`Д´)ノ


そして変更後
d_blog_fiat_021_1.JPG
ハンドルの軸部分は元のバーを切り取り同じ位置に
0.3ミリの穴を開けて0.3ミリ直径の洋白線に変更しましたヽ(#`Д´)ノ

レバー先端部分は微妙に太くなっているので
瞬間接着剤をちょっと付けて太くしています(`ー´)
(固まると太くなる)

シフトレバーは握る部分と根元のシフトブーツに
0.7ミリの穴を開けて同じく0.7ミリ直径の洋白線を差し込んであります。

ちょっとしたことですが、だいぶ見栄えがよくなるのですよ(・◇・)



d_blog_fiat_022_1.JPG
↑これこそ殆ど見えないのですが・・・
ディストロビューターとエンジンブロックヘッド
エアクリーナーにそれぞれパイプが付くので
それらを差し込むため真鍮線を差し込んでいますヽ(`Д´)ノ

ディストロビューターからは先週紹介した
エンジンブロック部分にプラグコードが2本延びます。
もう1本はイグニッションコイル側へ(`ー´)

このイグニッションコイルはキットで再現されていないので
作製する必要があります。
エンジン部分が出来てシャーシに搭載する際に作製しようと思います。


実車ではエンジンブロックヘッドからエアクリーナーの間に
ホースが伸びているのでこちらも表現しようと思います(・◇・)

細かいパーツを紹介する時は画像もちょっと工夫しないと
何をしているかよく判らないですよね?( ・ д・)

今後はちょっと考えます。。。
たぶん・・・

d_blog_fiat_023_1.JPG
上の画像はサーフェイサー(以下サフ)を吹き終えたパーツ(`ー´)

エンジンやら内装やら同じ色に塗装する部分です。
このパーツ達をエアブラシを使ってGSIクレオスの
セミグロスブラックに塗装しますヽ(`Д´)ノ


d_blog_fiat_024_1.JPG
上の画像はダッシュボード。
ボディ色で既に塗装済みで半分を
セミグロスブラックで塗装するパーツヽ(#`Д´)ノ

画像のようにマスキングテープで残したい
黄色い部分をマスキングしてから塗装します(`ー´)


d_blog_fiat_025_1.JPG
マスキングも終わり各パーツを洗濯バサミやら
クリップに取り付け塗装し終えた画像ヽ(`Д´)ノ

これらのパーツの中でまだ塗り分けが必要な物については
今後それぞれ塗り分けをしていきます。

次回は少し組立てられるかな?(・◇・)


ではまた次回!ヽ(#`Д´)ノ

FIAT500を作ろう~その6ヽ(`Д´)ノ [クマの工作(FIAT500)]


毎週火曜日企画 社内ブログで連載中の
『FIAT500を作ろう~その6ヽ(`Д´)ノ 』


ボディ塗装を含めてイエローに塗装する部分は全て終了しました(`ー´)
今回からチマチマした作業が続きます。。。( ・ д・)

でも見ている人も含め私も飽きるので
各パーツの組み立て、ディティールアップ(改造)を
交互に織り交ぜながら進んでいきますヽ(#`Д´)ノ


d_blog_fiat_017_1.JPG
さて今日はチマチマした工程のエンジン(・◇・)
画像は強制空冷のファンが入っているカバー(丸い部分)と
エンジンブロック1/3くらいの部分ですヽ(`Д´)ノ

このままでももちろん組み立ては可能ですが
出来るだけ実車に近いエンジンにしようと思います(`ー´)


この段階でディテールアップする箇所は以下の通りヽ(*`Д´)ノ

A:強制冷却ファン上部カバーのボルト
B:同上部カバーの補強用の模様
C:プラグ挿入口
D:同上部カバーに存在するスロットルの基部


実車の強制冷却ファンカバーは左右のカバーと
上部のカバーの3つに別れています。
左右、上部のカバーはボルトで固定されていますが
左右のみモールド(彫刻)が表現され上部は省略されていますヽ(`Д´)ノ

 
まず『A』の部分にボルト取り付け用の穴を0.3ミリの
ピンバイスと言う工具で開けてあげます。

d_blog_fiat_018_1.JPG
画像がそのピンバイス(・◇・)
このピンバイスにドリル歯を取り付けて穴を開けていきます。
模型の場合0.3ミリ~2.5ミリくらいのドリル歯を使用することが多いです。

ちなみに画像のピンバイスに取り付けてあるドリルは0.5ミリ(`ー´)

d_blog_fiat_019_1.JPG
最後の画像はA~Cまでを一次的に終えたパーツヽ(*`Д´)ノ

『B』の補強用の模様は画像のように『×』模様です。
この『×』模様は0.3ミリのプラ棒にて作製し、
シンナーで溶いたパテを塗りこんで一体感を出しますヽ(`Д´)ノ

『C』のプラグ挿入口は1.0ミリのピンバイスで穴を開けただけで
周りを含めもう少しそれっぽくするつもり。。。( ・ д・)

『A』のボルトは塗装後に取り付けますふぁ、『C~D』まで終了したら
このパーツを塗装します。


次回は内装パーツを紹介予定です\(`O´) /

ではまた!ヽ(`Д´)ノ

FIAT500を作ろう~その5ヽ(`Д´)ノ [クマの工作(FIAT500)]

社内ブログ企画『FIAT500を作ろう~その5ヽ(`Д´)ノ 』


今日はパーツのメッキ剥がし(`ー´)

模型のパーツには実車のようにメッキ処理をして
バンパーやドアノブなどキラキラとしたメッキ表現をしています。
(表現が難しい・・・)


d_blog_fiat_014_1.JPG
画像を見てもうらうと判る通り
キラキラとしたパーツになっています(・◇・)

これはこれで良いのですが、作製する物によっては
このメッキパーツを使うとちょっとおもちゃっぽく
なってしまうこともあるのです( ・ д・)

それとランナーと言う枠からパーツを切り離した際
切り口だけメッキが剥がれてしまい、完成後見えてしまう部分は
塗装する必要が出てくるのですが、なかなか同じ色は出ないものです。

私の場合前述したことを避ける為だいたいの作品で
このメッキを剥がして再塗装することが多いですヽ(*`Д´)ノ


d_blog_fiat_015_1.JPG
さて前置きが長くなりましたが、メッキを剥がすには
画像のような漂白剤を台所から
こっそり持ち出して使用しますヽ(#`Д´)ノ


漂白剤に漬けると酸がメッキを溶かし見事に落ちます(`ー´)

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最後の画像がメッキを落としている途中( ・ д・)
少々深めな容器に漂白剤を入れてその中にメッキパーツを入れます。

暫くそのままにしておくときれいにメッキが落ちます。
今回はメッキ処理をする前のプラスチックが
白だったことが判りますヽ(*`Д´)ノ

全てのメッキがきれいに落ちたら一度水洗いして
その後、中性洗剤で再度洗います(・◇・)

このメッキを落としたパーツに再度メッキ調の
塗装をするわけですが、いずれこのブログ企画内で
紹介することにしますヽ(`Д´)ノ


では火曜日にまた!\(`O´) /

FIAT500を作ろう~その4ヽ(`Д´)ノ [クマの工作(FIAT500)]

社内ブログ企画 『FIAT500を作ろう~その4ヽ(`Д´)ノ 』
からの転載。。。

天候の良い時ボディに色を乗せました(`ー´)


ご覧の通り黄色ですヽ(*`Д´)ノ
塗料はフィニッシャーズのピュアイエローが元ですが
鮮やか過ぎるので少量のブラックを入れ調合しています(・◇・)

d_blog_fiat_011.jpg
画像でクマが持っているエアブラシは口径0.5ミリ。
広い塗装面(ボディとか)には口径が小さいものより
大きな物の方が、ムラが出にくく向いていますヽ(`Д´)ノ


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まだ2度目の塗装なので完璧に塗料が乗ってはいません。
黄色と言う塗料は隠蔽力が低いので2度ではなかなか塗料が乗らず
思った色は出ないものなのです( ・ д・)

隠蔽力が弱いとどの部分に色が乗らないか?
大体『角』になっている部分に乗らないことが多いです。
フェンダーアーチ部分や、ルーフの角部分がそう
あと2度程塗装すればムラ無く色が乗ると思います(`ー´)

あ、2度とは言っていますが、模型面に色を吹く回数ではありません。
同作業を2セット繰り返すと言った方が正確かもしれませんね( ・ д・)

私の場合の1セットは初めに模型の角部分を2回位吹いています。
次に全体を1回吹いてここで1時間程度乾燥・・・
その後再度角部分を2回ほど吹いて、全体を2回~3回ほど吹きます。
そしてまた乾燥。。。
これでやっと1セット!ヽ(#`Д´)ノ


隠避力の低い塗料では大体4セットから5セット程度で
全体ムラ無く乗ってくれます。
ボディ裏側を蛍光灯に透かして塗料ムラを確認しながら進めますヽ(`Д´)ノ

あまり多く吹くと凹モールドが塗料で埋まってしまうので
エアブラシで塗料の噴出し量を調整しながら塗装していきます(・◇・)


d_blog_fiat_013.jpg
最後の画像はボディ色で塗装する各パーツ。
きれいに塗料が乗った後、別の色を乗せて塗り分けていきます。

次回はメッキパーツのメッキ落としをやります。

ではまた!ヽ(#`Д´)ノ

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